2018年2月1日
埼玉県戸田東中学、英語授業でAIロボット「Musio」1月から導入
ソフトバンク コマース&サービスは1月31日、埼玉県の戸田市立戸田東中学校で、英語教育AIロボット「Musio」を使った英語授業が1月からスタートしたと発表した。
Musioは、米AKA社が開発した、英語学習のためのさまざまな機能を搭載したコミュニケーションAIロボット。教材を使った発音やヒアリングのほか、AIを活用した自由な会話が可能で、教育機関向けには、各校の学習カリキュラムに合わせたコンテンツ制作や英会話練習もできる。
ソフトバンク コマース&サービスは戸田市教育委員会と英語教育で連携し、同市の公立小中学校向けにMusioを提供している。昨年10月から小学校の週2回の外国語活動で活用されているが、公立中学校の通常の授業で導入されるのは初めてのケースという。
戸田東中学校では、グループごとにMusioを使い、その日の重要表現の発音練習に取り入れている。授業では、Musioが一人ひとりの発音を分析・評価し、適切な発音になるまで繰り返し練習する。これまで教師1人では難しかった個人の発音チェックをMusioが代行することで、クラス全体の発音レベルの向上を目指している。
同中学校では、今後全学年の英語授業でMusioを活用し、より積極的に英語を話す機会を作っていくとしている。また戸田市教育委員会では、学校関係者の見学を受け入れていく方針だという。
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