2018年3月14日
金沢工業大とANAが連携、ANA Avatarを使ったSDGs教育を実践
金沢工業大学は13日、全日本空輸 (ANA) とANA Avatarを使ったSDGs教育の実証実験に関する連携のための覚書を締結したと発表した。
SDGsとは国連加盟193カ国が達成を目指す持続可能な開発目標のこと。金沢工業大学では、これまでに取り組んできたSDGs教育を発展させるため、今回、ANA Avatarを使ったSDGs教育の実証実験に関する連携のための覚書を締結するにいたった。
ANA AvatarとはANAが提供する、距離、身体、文化、時間などあらゆる制限を超えた瞬間移動手段。ロボティクスや物を触ったときの感覚を擬似的に伝える技術などを使い、離れた場所にあるAvatarを遠隔操作して、あたかもそこに自分自身が存在しているかのようにコミュニケーションや作業を行うことができる。
同大学では、今後、Avatarを使った授業の実施やフィールドワークの推進、社会実装型研究の推進、シンポジウムの開催などを実施していく。このような教育・研究を通じて、SDGs時代を担う学生が、世界で社会問題の解決に取り組む人々や課題を抱えている人々と直接協働する機会を創出していく。また、学生が問題発見・解決能力を飛躍的に高めることができるかどうかの検証を進めていくとしている。
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