2018年3月9日
スマートスピーカー認知率が43.5%から70.9%に、ジャストシステム調べ
ジャストシステムが運営する情報サイト「Marketing Research Camp」は、全国の15歳から69歳の男女1100名を対象に、昨年6月から毎月1回「人工知能 (AI) &ロボット月次定点調査」を実施しているが、昨年6月から12月までの調査データをまとめて分析し直した内容を「2017年総集編」として8日発表した。
それによると、AIを活用して、音声操作でスピーカーからの回答や必要な操作を行う「スマートスピーカー」の認知率が、6月度調査時の43.5%から12月度調査時の70.9%へと30ポイント近く増加した。
その他にも「AIはどんなことができるか説明できる」人は増加傾向にあった。医療分野では「将来、AIに置き換わると思う職業は医療事務」と考えている人が多く、教育分野では「AIに置き換わらないと思う職種は保育士」と回答した人が最も多い結果となった。
また6割以上が「歌舞伎役者はAIに置き換わらない」と回答したほか、約7割が「AIやロボットについて法律による規制を検討すべき」としている。
人材採用におけるAI活用に期待している人は41.8%。「AI家電を購入する意欲がある」と回答した人が約半数に上った。また、「毎日AI音声アシスタントを利用する」人は7.3%だった。
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