2018年7月13日
BASF、今夏も「子ども実験教室」を開催
ドイツの総合化学メーカーBASFは、同社の社会貢献活動の一環として世界的に展開している「子ども実験教室」を今夏も日本で開催する。
BASFジャパンが本社を置く六本木ヒルズで、森ビルが主催する夏の「キッズワークショップ2018」のプログラムの1つとして8月24日に開催するほか、7月27日に同社の戸塚工場で開催する「第43回夏祭り」でも、近隣の子どもたちを招いて実施する。どちらも、トレーニングを受けた社員がパートナーとして子どもたちの実験をサポートし、化学の楽しさを伝える。
東京で実施するプログラムは「かしこく食べよう!― フルーツ・やさい探偵団 (Clever Foodies)」。かしこく食べることと健康的な生活の関係という課題をテーマに掲げ、実験を通して、色とりどりの野菜やフルーツを食べることが体にとって大切であることを学ぶ機会を提供する。
また会場では、ろう・難聴の子どもたちにも参加してもらいやすい体制を整えている。同様の障がいを持つ社員によるサポートのほか、専用のコミュニケーション機器の使用を予定している。
横浜の戸塚工場で実施するプログラムは「ペンの色のヒミツをさぐろう (Paper Chromatography)」。性質の違いを利用して化合物に含まれる物質を分離・精製する「クロマトグラフィー」の基礎的な手法を使って、ペンのインクに含まれる物質を分け、子どもたちとともにオリジナルの模様を制作する。
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