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2018年7月26日
岩手大学とドコモ、ICT活用した地域創生の推進で連携協定を締結
岩手大学とNTTドコモは25日、5Gや各種ICTツール・サービスを活用し、地場産業の活性化などを通じた地域創生に資する技術開発や、ICTなどに関わる人材育成の推進を行うことを目的とした連携協定を締結した。
同協定は、地域の発展に寄与することを目標に、岩手大学の研究活動による専門知識と、ドコモが事業展開してきた経営資源をもとに、地域活性化に資する研究交流、人材交流、人材育成、技術開発交流などの分野において、具体的な協力を有機的に推進していくことを目的としている。
検討中の具体的な取り組みとしては、サクラマス陸上養殖の生産性向上に向け、遠隔管理システムを構築し、個体管理や異常早期検知、給餌適正量管理のためのデータ蓄積・解析を実現すること。また、IoTセンサーを活用し、鶏舎内の温度・湿度・酸素・生育情報などを遠隔モニタリング、遠隔コントロールすることにより、鶏舎内の環境を精密制御して養鶏育成率の向上を目指すことが挙げられる。
さらに、診療施設・獣医師不足の解消に向け、産業動物診療データのリアルタイム伝送など遠隔診療システムを構築すること、ICTを活用した遠隔学習環境を構築して、人材育成と将来的には大学内外組織の交流を促進することを目指している。
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