2018年10月26日
学習塾の5割が「入退室メールシステム」導入、ネオレックス調べ
ネオレックスは25日、小学校4年〜高校3年までの子を持つ全国の保護者を対象に実施した「学校や学童保育、学習塾での入退室メールシステムの普及状況調査」の結果をまとめ発表した。
入退室メールシステムは、学校や学童保育、塾などの習い事教室といった教育機関で利用されている、子どもの出入りをメールで保護者に通知するシステム。
単体のパソコンやタブレットなどにインストールして利用するものと、クラウドサービスがあり、初期費用のみで利用可能なものと、月額費用が必要なものがある。
調査結果によると、入退室メールシステムを知っている保護者は52.4%と半数を超えており、実際に使ったことがある保護者は約30%。利用していない理由で最も多かったのは「提供がない」の約81%。
また、こうしたメール通知を「有益」と評価する保護者は75.8%にのぼり、安否確認や送迎、家事の準備、記念など、様々な用途で活用されている。
同システムの普及率を見ると、学習塾50%、小学校(公立)31%、中学校(公立)9%、学童保育11%、英会話教室11%、そろばん教室5%、水泳教室7%、サッカー教室8%、ピアノ教室3%、その他6%。
導入が先行する学習塾では、すでに普及率が5割に至っており、公立小学校でも1割が導入済みだった。
同調査は、9月にインターネットによるアンケート方式で実施。有効回答数は1085。対象となった子どもの割合は、小学生30%、中学生32%、高校生38%。
関連URL
最新ニュース
- 「仕事とAI」、約3割が「自分の仕事が代替される可能性がある」と実感= NEXER 調べ=(2025年12月25日)
- ガクシー、高校生・大学生・保護者を対象に「学びとお金の調査2025」実施(2025年12月25日)
- 英語学習者の8割が挫折と悩みを繰り返す”学習ゾンビ化” =レアジョブ調べ=(2025年12月25日)
- 小中高校生の日常生活に関する調査2025、お年玉・楽しい時間など=学研ホールディングス調べ=(2025年12月25日)
- 11カ国調査で見えた親の「子ども観」が「将来への期待」に与える影響=スプリックス教育財団調べ=(2025年12月25日)
- BREXA Technology、運送業向けeラーニングシステム「Logi Learn」提供開始(2025年12月25日)
- システム ディ、校務支援クラウドサービス「School Engine Web出願システム」山形県教育局が導入(2025年12月25日)
- 鳥羽商船高専、商船学科学生が「クラウド型船員労務管理」を体験(2025年12月25日)
- SAMURAI、埼玉県立蕨高校で「生成AI活用した探究学習」の授業を実施(2025年12月25日)
- 岡山大学、教員免許・保育士資格希望者へ「こども性暴力防止法」施行に伴う留意事項(2025年12月25日)











