2018年10月29日
親子がビスケット初体験で歓声!「日本CAプログラミングDay in 世田谷」
日本CA(CA Technologies)とICT教育ニュースは27日、デジタルポケットの協力で、小学生と保護者のための無料プログラミング体験会「日本CA プログラミングDay in 世田谷」を東京世田谷のIID 世田谷ものづくり学校で開催した。
2020年から、プログラミングが小学校で必修化されることになっているが、実際にプログラミングって何?どんなことするの?と疑問を持つ保護者も多い。そこで、日本CAとICT教育ニュースでは、キーボードやマウスを使わなくてもタブレットだけでプログラミング体験が出来る「Viscuit(ビスケット)」を使った無料体験会を開催することで、子どもたちや保護者にプログラミングに触れてもらえる機会を提供することにした。
参加者はまず、子どもと保護者に別れて、それぞれがプログラミングに挑戦。ビスケットの特徴である「めがね」を使ってみる。メガネの左のレンズに△を入れ、次に右のレンズにも△を入れる。右のレンズには左のレンズに入れた△が薄く描かれていて、先生の言うとおり少しずらして△を配置すると、表示画面の△が動き出す。会場からは「おー」という声が挙がる。「回りの人の△の動きや速さを比べてみてください」と先生の声が掛かると。子どもも保護者も他の人の画面を覗き込む。
全員感じている「動きがちがう~」という声が子どもからあがり、先生から「では、動きの方向や速さをいろいろ試してみてください」という指示。冒険的な子どもたちはすかさず、あらゆる動きの方向や速さを見つけ出すが、慎重な保護者の多くは手探りする。
動きの次はアニメーション。パックマンのような形をしたキャラクターが口をパクパクする動きをプログラミングする。めがねの左のレンズに「閉じた口」、右のレンズに「開いた口」。2つ目のめがねの左のレンズに「開いた口」、右のレンズに「閉じた口」。子どもたちは、あっという間に見つけ出す。
めがねの使い方を覚えたところで、次はビスケットランド「海の世界」。ビスケットのお絵かき機能を使って、海の生き物を描く。表示画面にその絵を並べたら、めがねを使って動きをプログラミングする。自分の作品を「保存」すると、その絵はサーバーに送られて、大きなスクリーンに映し出された「海の世界」を泳ぎ出す。「わっ、出た~」「泳いでる~」といった歓声が挙がり、また、次の作品作りに取り組む。
いろいろなさかな、サメ、タコ、イカなどが次々に泳ぎ出すと、子どもも大人も次のレベルにチャレンジする。海草をゆらゆらさせる、泡がぶくぶく浮かんでいくといった定番はもちろん、釣り針が上下に動きながら魚を誘うというユニークなものも登場した。
このあたりまで進むと、子どもも大人も、はじめて出合った同士にもかかわらず、自然と「教え合い学び合い」の風景が見られ、新しい発見が共有されていった
最後のチャレンジは、「オリジナルゲーム」作り。たまごにタッチしたら割れて、そこからロケットが飛び出して宇宙人にぶつかって爆発する、というお手本を工夫して各自のアイデアをゲームにするもの。限られた時間の中で、子どもも大人もどんどん進化する。特に子どもたちは、自分のゲーム経験を活かして、「プレイして楽しい」視点でゲームを作る。両手をめちゃくちゃ早く動かさないとクリア出来ないものや、ゲームのストーリーが二転三転して進むものなど。
最後は、親子全員で他に人のゲームを楽しんで体験会終了となった。
アンケートでは、参加した子どもたち全員から「とても楽しかった」という評価と、「またプログラミングをやってみたい」という感想をもらった。保護者からは「子どもたちの覚えるスピードが速くて驚いた」、「今後もプログラミングに触れる機会を作ってあげたい」などという声があった。
CA Technologies(米国ニューヨーク州)は、メインフレームをはじめ、物理環境から仮想環境、クラウドに至るまで、あらゆるIT環境における専門知識と豊富な実績を有する IT マネジメント・ソフトウェア / ソリューション・ベンダ。CA Technologies は世界45カ国に1万2700名の従業員を有し、グローバルフォーチュン500の大半を顧客とするグローバル企業。
ICT教育ニュースでは、全国の小学生に無料でプログラミング体験を提供する「プログラミングDay」をサポートしてくれる企業と、体験会を開催して欲しい学校・団体を募集している。
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