- トップ
- STEM・プログラミング
- テラドローンと早大、UAVレーザシステム「Terra Lidar」の開発を完了
2018年11月13日
テラドローンと早大、UAVレーザシステム「Terra Lidar」の開発を完了
テラドローンは12日、早稲田大学スマート社会技術融合研究機構主任研究員の鈴木太郎氏と共同で実施した、独自技術によるUAVレーザシステム「Terra Lidar」の開発を完了したと発表した。
このシステムは、鈴木氏が内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)で研究開発した技術を使用している。
従来のUAV搭載型レーザシステムは、高価なIMU(ジャイロセンサー)を必要とするため、価格が1500~3000万円と高価なシステムが主流だったが、「Terra Lidar」はIMUを必要とせずGNSSだけで位置姿勢推定を行うことで高精度測位の低価格化を実現。
従来のシステムと比較し1/3程度の価格へと大幅なコストダウンに成功し、初期の本体価格は500万円から提供予定。2019年1月の販売開始を見据え、量産化への製品改良および各地域で実証実験・モニターレンタルを実施している。
また、従来のシステムで飛行開始時と終了時に必要だったイニシャライズ飛行が不要となるため、現状20~30分程度とされるUAVのバッテリーの持続時間を2~6分節約。イニシャライズ場所の確保や複雑な航路の操縦などといったオペレータの負担も軽減し離陸直後からの測位を可能にした。
同社は、2016年からUAVレーザによる測量サービスを展開。すでに国内外で350件以上の実績がある。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)