2018年11月28日
約7割の親「小学校に入るまでに英語教育を始めさせたい」、イー・ラーニング研究所調べ
イー・ラーニング研究所は27日、子どもがいる20~50代の全国の親を対象に実施した「2020年度教育改革に関するアンケート」の結果をまとめ発表した。
それによると、「2020年度教育改革で、小学校での道徳教育が教科化されることを知っているか」との問に、「はい」は70%、「いいえ」が30%だった。7割が道徳の教科化を認知しており、教育改革が浸透しつつあることが分かった。
「小学校での道徳教育は必要だと思うか」には、「はい」が98%、「いいえ」が2%で、ほぼ全員が道徳教育の必要性を感じていることが分かった。
また、「小学校での道徳教育に求めることは何か」の質問では、「自分で考える力を養う」がトップで、以下、「人の豊かさを学ぶ」、「ありがとう、ごめんなさいなどを自発的に言えるようになる」が続いた。
「小学校の子どもが授業以外で道徳にふれる機会はいつか」との問いでは、「家庭内で道徳について話す」、「友だちや地域の人と話す」という回答が多く、家族や友だちなど他の人と話すことで道徳を学ぶ機会を得ていることが分かる。
「2020年度教育改革で、小学校での英語教育に変更があることを知っているか」には、「はい」が76%、「いいえ」が24%で、約8割が英語教育の変更を認知していた。
「小学校での英語教育は必要だと思うか」の問には、全員が「はい」と回答。その必要性を感じていることが分かった。
「小学校での英語教育に求めることは何か」との問では、「日常的に使える英語を身につけること」、「外国の人と交流すること」という回答が多かった。
「英語教育は何歳から始めるといいと思うか」の質問では、「小学校に入るまで」が7割を超え圧倒的に多かった。
「英語はどのように学ぶといいと思うか」との問では、「留学」、「学校の授業」を抑え、「インターネット・スマホアプリ」がトップになった。
このアンケート調査は、子どもがいる全国の20代~50代の親326人を対象に、11月1日~15日にかけ、紙回答とオンライン回答の方法で実施した。
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