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2018年11月9日
and factory、住宅領域のテストケースで学生寮にIoT機能を実装
and factoryは8日、住宅領域におけるIoT事業のテストケースとして、学生寮のIoT化をプロデュースし、機能実装したことを明らかにした。
同社は、IoT事業においてこれまで宿泊領域に注力し、スマートホテル「&AND HOSTEL」などのサービスを開発してきたが、その経験で培ったIoTプロデュース力を活かして住宅領域への事業展開を考えており、そのテストケースとして、NEWVERYが運営する学生寮「チェルシーハウス国分寺」にIoT機能を実装した。
具体的には、騒音問題対策として、共用部で基準値以上の騒音を検知すると、スマートスピーカーが「静かにしましょう」とアラートを鳴らすようにした。
また、共用スペースの照明の消し忘れ対策として、スマートスピーカーとIoT照明を連携させ、音声によって調光ができるようにした。いくつもあるスイッチの設置箇所に足を運ぶ手間が省けたことで、こまめに照明を消すようになると期待している。さらに、天候情報データベースとIoT照明を連携させ、降水確率や紫外線量によって照明の色を変えて情報を見える化することで、雨が降る前に洗濯物を取り込むことなどができるようになった。
今回の実装においては、学生寮に住む学生たちから共同生活の困りごとやIoTへ期待することを聞き取り、解決すべき課題の優先順位を精査。抽出した課題に対し、IoT活用によるソリューションについて、学生のアイデアをもとにブラッシュアップし、機器の選定なども含めて実現可能な方法を企画した。そして、企画した内容に基づき、同社のエンジニアのアドバイスを受けながら、学生がコードを書く作業を担当したという。
同社ではこの取り組みを「IoT学生寮プロジェクト」として、引き続きNEWVERYと協力し、学生たちの実生活を通じて得られるデータをもとにIoT機能をブラッシュアップするとともに、優秀な学生を育む実践教育の機会、革新的なIoT事業の創出を図りたいとしている。
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