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2019年2月8日

日星高等学校、タブレット活用で「対話的な学びの時間」を創出

【PR】MetaMoJi ClassRoomを使って「知識理解」の時間を軽減し、「対話的で深い学び」へ

聖ヨゼフ学園 日星高等学校 吉岡達也

DSC07097本校は2017年秋に、全ホームルーム教室に電子黒板付短焦点プロジェクターを設置し全館wifiを完備。ICT環境が整った。2018年4月入学の1年生より普通科特進コース、看護科5年課程(以降 看護科)は全員iPadを購入し、普通科総合コースは各自のスマートフォンや共用iPadを活用した活動を行なっている。これは課題を解決に当たり多様な端末やアプリを状況に応じて活用できる能力の育成を進めるためである。MetaMoJi ClassRoom(以降ClassRoom)は、生徒が板書を写す時間を軽減し、その時間を使って、自分の個性や特性を生かしながら課題解決や作品を作り上げていく「対話的で深い学び」に向かうツールとして欠かせないものとなっている。私が理科の授業で活用している様子を紹介する。

単元ごとの授業の進め方

1年生看護科で「科学と人間生活」の授業は1つの単元を、①知識の習得、②ポスター制作、③プレゼンテーション、④まとめ・振り返りの流れで授業を展開している。それぞれの場面でのClass Roomの役割について紹介したい。

①知識理解に要する時間を大幅に軽減
知識習得は最も大切な教育活動である。知識がなければそれを深めることもできない。高校の教育現場では、知識の伝達が多すぎてそれだけで授業時間が終わってしまうこともあり、それを習得させるだけで手一杯だという高校教員は多い。私もその中の1人で、なかなか深い学びをさせる授業時間が確保できない現状があった。これを解決したのがClassRoomである。

ClassRoomであらかじめこちらが作成したノートを生徒に配信し活用することにより、生徒が板書をする時間が大幅に少なくなり、知識習得にかける授業時間が半減した。また、グラフや図、写真などを生徒、教師共に web上から簡単に切り貼りすることが出来るため、見やすく、工夫されたノート作りができる。さらに、以前に見られた「理解はしていないが、板書をすること=学習」となっている生徒も減った。

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②学びを深めるポスター作り

知識習得後のグループワークとして、その単元の内容に対してこちらがテーマを設定し、そのテーマに沿って調べたことをClassRoomを使って1枚のポスターにまとめる、ポスター作りを行なっている。看護科という特性から医療と絡めたテーマを設定することが多い。これにより、得た知識が日常生活や将来の自分に必要なものであることを確認できる。与えられたテーマに対して生徒たちが知恵を出し合い、調べる内容を決定し、それをポスターにまとめていく。

Aはインターネット検索をする。
Bはポスターのイラストを描く。
Cはポスター全体のレイアウトを考える。
Dは調べた内容をわかりやすい文章に要約する。
など、生徒各々が個性を生かし各々のiPadで調べたり書いたりしたものが集結し、グループのポスターとして完成する。教室前面の黒板にはその様子がリアルタイムで映し出される。他のグループの進捗状況を見て感化される生徒も多い。特徴的な作品については、途中経過のポスターを使い発表させている。1.5時間の授業時間と少ない時間でポスターが仕上げられるのもClassRoomのおかげである。

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③調べた内容を発表する

ポスター制作の後は調べた内容をそのポスターを使って他のグループに発表する。他のグループが調べたことを共有する目的以外にもう一つの大きな目的がある。それは、「表現力の育成」と「クループ内での調べたことの再確認」である。発表は、グループの代表者がするのではなく、グループ全員が担当を決めて発表するようにしている。これにより、全ての生徒の表現力を育成する。自分たちが調べたこと理解できていないと発表出来ないため、グループ内で調べたことを全員が理解できているかも再確認することができる。

回を重ねるごとにClassRoomのポインター機能などを利用し工夫したプレゼンができるようになってきた。また、グループのポスターは共有され、iPadを開けば他のグループのポスターをいつでも閲覧できるため、授業後に他のグループに質問をする様子も見られた。

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④振り返りアンケート

単元の最後にはClassiのアンケート機能を使って、単元の振り返りアンケートを行なっている。
以下生徒の振り返りアンケートより

設問 この単元で一番大切だと思ったことは何ですか?それはなぜですか。

「材料ごとの特性についてだと、その材料で何ができているかだと私は思います。「知らないは罪」というように、知らないが故に起こることはあるので、少しでも知って、活かせることができたら 、環境は良くなるのじゃないかと思ったからです。」

「プラスチックの利用では、利点とそうじゃない所をふまえて物事を考えていくことが大切だと感じました。ある1つのことを見るととても良い物だと思っても違う視点から見るとそうでなかったり、1つの考えにとどまらず、たくさんの方向から物事を考えることが大切だと思いました。」

生徒たちはただ単元を学ぶ知識理解だけではなく、知識を得てそれを活用できることの大切さや物事を多面的に捉えることの大切さを回答している。このような力はこれから生徒が社会に出て、自ら考え判断していく基となる力である。振り返りアンケートの回答を生徒同士で共有することにより、なぜ学ばなければいけなのか。どのような学びしなければいけないのかを生徒が考える良き機会となる。知識を得ることが自分の将来を豊かにすることの発見や、1つの考えに捉われるのではなく別の立場を考えることより、次の単元がより主体的で深い学びとなる。このような、学んでいく上でのPDCAサイクルが構築できつつある。

初めはiPadの操作が苦手だった生徒も数ヶ月使うと操作技術が向上しiPadを使いこなせている。その上達ぶりは私たちの予想を遥かに上回るものであった。ICTの活用は授業の効率を良くして生徒の「対話的な学びの時間」を創出している。それだけではなく、たのしい授業、主体的に参加できる授業を作り出してくれる。MetaMoJi ClassRoomはその中で重要な役割を担っている。

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