2019年4月9日
ネットの安全を子どもと定期的に話す保護者わずか16%、AVG調べ
AVG Online Security Softwareは8日、子どものデジタル上での自立度 (Digital Independence) に関する調査結果を公開した。
同調査は、18歳未満の子どもを持つAVGユーザを対象に2018年下期にオンラインで実施したもの。全世界で9485人、日本の565人から回答を得ている。
それによると、子どもとインターネット上での行動について定期的に話し合っている保護者はわずか16%にしかすぎないことが判明した。世界平均は42%。
調査によると、45%の保護者がインターネットでの行動に関して、子どもと話し合うことはほとんどないと回答。インターネットの安全な利用についてあまり会話をしないと回答した保護者のうち、21%は「話したくない」、13%は「気まずい」と述べているという。6%の保護者は、「話し合いたいが、子供に拒否されている」と回答した。
デジタル上での自立の定義については、54%の保護者が「オンラインでの投稿・行動に関して、その意味や結果を理解し、完全に責任を負える状態」と答えている。さらに、13%の保護者は、各プラットフォームに適した投稿内容について話し合うことで、子どもがデジタル上で自立できると答えている。
また、子どもがデジタル上で自立しているとみなされる年齢については、世界平均(23%)、日本 (24%) ともに18歳と回答。2番目に多い回答として、世界平均では13%が19歳を選んだのに対し、日本の保護者の21%が16歳と答えた。12歳未満でもデジタル上で自立していると回答した保護者の割合は世界平均、日本ともに8%だった。
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