2019年6月27日
横浜市大、大学院に「ヘルスデータサイエンス専攻」を来春開設
横浜市立大学は、日本で初めて、ヘルスデータサイエンスに特化した大学院「ヘルスデータサイエンス専攻」を2020年4月に開設する。
「ヘルスデータサイエンス専攻」は、ヘルス領域の専門知識を持った人がデータサイエンスのリテラシーを学ぶことで、個人・病院・政策の各レベルで、データベースなどを活用しながら、ヘルスサービスやそれを取り巻く環境の最適化や効率化に寄与する人材を育成する。
具体的には、個人レベルでは、個々の疾病発症や治療反応性、医療資源消費量などを推定し、効率的な医療サービスを提供できる人材を育成する。
また、病院レベルでは、提供する医療の質向上を目指した包括的な分析や、根拠に基づく医療経営戦略支援が実践できる人材を育成。
さらに、政策レベルでは、データを活用してEvidenceBased(根拠に基づいた)な政策評価を行い、費用対効果の良い保健医療政策を立案・施行・評価・改善(PDCAサイクルの実践)ができる人材を育てていく。
臨床研究としては、リアルワールドデータとデータサイエンスの融合により、臨床試験と実臨床の間のギャップを埋める研究、患者視点を評価したデータを用いて、より良い治療を選択するための根拠(エビデンス)を創出する研究、など5つの領域を中心に展開していく。
「ヘルスデータサイエンス専攻」概要
研究科名称:横浜市立大学大学院データサイエンス研究科
専攻名:ヘルスデータサイエンス専攻(博士前期課程)
学位:修士(ヘルスデータサイエンス)
入学定員:12人
キャンパス:横浜中心部にサテライトキャンパスを設置予定
関連URL
最新ニュース
- 出雲市社協、ひきこもり・不登校の子どもと保護者を支える第3の居場所「サードプレイスMAP」を公開(2025年2月12日)
- 高騰する大学進学費用、受験生の親の9割以上が「家計の見直し」を実施 =武田塾調べ=(2025年2月12日)
- 相模原市、「ロボット大集合!inアリオ橋本2025 with ROBO-ONE」15日・16日に開催(2025年2月12日)
- ソフトバンクロボティクスと大修館書店、「データサイエンスと探究、そしてDXハイスクールでの探究」24日開催(2025年2月12日)
- 朝日出版社、「CNNのニュースを使ったデジタル活用とリスニング指導の実践と理論について」3月開催(2025年2月12日)
- DMM.com、「オンライン英語学習で中高の英語授業が進化する!」3月31日開催(2025年2月12日)
- IssueHunt、サイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST」の登壇者とハンズオン講師を発表(2025年2月12日)
- JTB、中高生が観光や地域活性化をテーマとした探究成果のコンテスト「未来探究祭」Final STAGEを23日開催(2025年2月12日)
- ELSI大学サミット「AIを中心とした倫理的、法律的、社会的課題の取り組みを産学官が発表」3月開催(2025年2月12日)
- 聖学院高校、生徒・保護者・教職員・協力企業など対象に学習成果発表会を22日開催(2025年2月12日)