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2019年8月6日
LITALICO、福祉施設の運営を支援する「業務支援システム」提供開始
LITALICOは5日、同社が運営する発達が気になる子どもの子育て情報ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」が、児童発達支援事業所など福祉施設向けの新たな業務支援サービスとして、施設の運営面をサポートする「運営支援サービス」の提供を開始したと発表した。
発達障害など学ぶことやコミュニケーションに困りごとのある子どもをサポートする地域の社会資源として重要度を増しているのが、未就学児へ日常生活の自立支援を行う「児童発達支援」や学齢期の児童へ生活力向上のためのプログラムを提供する「放課後等デイサービス」といった福祉施設。
こうした施設は近年、増加傾向にあり、特に放課後等デイサービス事業所は2012年2540ヵ所から2019年1月には1万3268ヵ所と、この7年で5倍以上に増えているという。
一方で、施設数の増加に伴い「サービスの質が低い事業所がある」といった指摘もあり、
厚生労働省では2018年4月からこうした施設の職員が保有すべき資格要件を厳しくするなど、サービス質の向上を図る取り組みを進めているという。
同社のソーシャルスキル&学習教室「LITALICOジュニア」計100以上の拠点で培った事業所運営のノウハウを基に作成した、事務作業を一元管理できる「業務支援システム」を契約事業者向けに提供する。
煩雑な事務作業にかかる時間の削減等により運営の効率化に寄与し、各事業所の指導員が研修や指導準備など、サービスの質向上に充分な時間を確保できる環境づくりを後押ししていくという。
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