2019年10月2日
情報科学専門学校、IT人材の育成に統合システムを導入
情報科学専門学校は1日、MathWorks社のMATLAB/SimulinkプロダクトファミリのCampus-Wide Licenseを導入し、IT人材の育成、教育を加速していくと発表した。
MATLABは、ディープラーニングをはじめとした機械学習、コンピュータビジョン、統計解析、信号処理などの領域において世界的に支持され使用されているが、費用面や学生への指導を行う人材面などから、これまで専門学校では導入されていなかったという。
情報科学専門学校では、同ソフトウェアの導入により、世界トップレベルの高等教育機関で標準的となっている研究・教育環境を整えることで、システム開発において、一般的に行われているプロセス単位に区切っての学びではなく、リリースまで効率的に一連の流れとして開発プロセスを学ぶ環境を提供する。
また、画像処理、信号処理、IoT、AIなどの理解やネットワーク、セキュリティなどの学習の理解も深まり、学生自身がオンライン上で講座を受講することもでき、学習力の向上や世界の大学・研究機関との共同研究・開発を通じて、よりグローバルな環境で学びを深化させ専門性を高める機会が得られることが期待される。
さらに、卒業後の進路についても、これまで送り出していた業界・職種から、国内外を問わず自動車、医療、航空宇宙関連などの分野に職業選択の幅を拡大することができると考えているという。
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