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2019年10月10日
東京・町田市、アイティフォーの「給食費管理システム」を導入
アイティフォーは9日、東京都町田市が学校給食費公会計業務で、同社の「給食費管理システム」の導入を決定した、と発表した。
これにより同市は、給食費を学校ごとに学校長が管理する「私会計」から、市が一般会計に組み入れて一元的に管理する「公会計」に移行。
給食費の会計を見える化することで「会計の透明性」を図ると共に、各小中学校の教職員の業務負担軽減を実現する。システムは、2020年4月から稼働予定。
同社の「給食費管理システム」は、教職員や児童の基本情報や給食費・納期限の管理、給食費予算管理、給食費の会計、徴収状況把握、未納者への督促など給食費管理業務を一元的に管理する。
Web画面から、児童の喫食・欠食情報やアレルギー対応情報などを入力するだけで、会計処理の自動化が実現できる。
同市が特に評価したのは、地方銀行業界でトップシェアを誇る同社の「延滞債権管理システム」のノウハウを活かした未納管理機能。この機能で、給食費の収納状況の把握が容易になり、未納者への催告強化が図れる。
同市は、「給食費管理システム」を導入し「公会計化」促進することで、保健給食課での給食費管理業務を一元化。
会計の見える化により透明性を確保し、業務集中と手作業の排除で業務効率化と働き方改革を促進し、教職員は教育業務に専念。また、システム化による給食費の収納率低下を抑制し、現状の高収納率を維持していく考え。
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