2019年11月6日
東北大×READYFOR、「夏目漱石デジタルアーカイブ」などプロジェクト公開
READYFORは5日、東北大学と業務提携を開始し、クラウドファンディングプログラム「東北大学×READYFOR」を立ち上げたことを明らかにした。
国立大学を取り巻く環境が日々変わっていくなか、国からの運営交付金や競争的資金に加えて、さまざまな形での支援獲得が重要になってきており、その有力な手段として、クラウドファンディングを活用して各研究室の活動や大学の設備投資などに対する寄付金などを獲得する方法が考えられている。
今回立ち上げた「東北大学×READYFOR」では、第1弾として2つのプロジェクトを開始する。
1つは「漱石の肉筆を後世へ!漱石文庫デジタルアーカイブプロジェクト」。東北大学附属図書館では、夏目漱石の自筆資料および旧蔵書からなる「漱石文庫」のコレクションを所蔵しているが、多くは酸性紙で、書き込みも鉛筆書きで字の薄いものも多く、閲覧・公開、さらには保存が難しくなってきている。この「漱石文庫」を後世に残すため、最新技術によるデジタルアーカイブ化を目指す。公開期間は11月5日~12月26日23:00。目標金額は200万円。
もう1つは「東北大学病院オリジナル『野菜を食べる副菜レシピ』を広めたい!」。東北大学病院栄養管理室では、2013年から2018年にわたり、野菜摂取のハードルを下げ無理なく栄養バランスがとれるオリジナルレシピを考案し、東北大学病院広報誌に連載してきた。今回、そのレシピを一冊の本にまとめ支援者に届けることで、野菜の栄養を手軽に摂取して健康的な毎日を送り、疾病予防や健康寿命の延長にも貢献することを目指している。公開期間は11月5日~12月26日23:00。目標金額は300万円。
関連URL
最新ニュース
- マイナビ、長野県警とともに闇バイトから身を守る授業を実施(2025年7月11日)
- ゲシピ、埼玉県久喜市で「eスポーツ英会話」の地域クラブ活動を始動(2025年7月11日)
- 教師として職場に入ってきてほしい有名人、男女ともに1位は「大谷翔平さん」=ジブラルタ生命保険調べ=(2025年7月11日)
- Power Ranking、「ノーベル賞等受賞歴のある教員数ランキング」公開(2025年7月11日)
- アルジェントテクノロジー、茨城の高1生に「AI技術に関する特別講演」実施(2025年7月11日)
- コナミデジタルエンタテインメント、KONAMI eスポーツ学院の高校生が大阪・関西万博で「e建機チャレンジ」に参加(2025年7月11日)
- dott、北海道大学発のスタートアップ企業とすごろく型環境教育アプリを開発(2025年7月11日)
- 東急など5社、プログラミングイベント「Kids VALLEY未来の学びプロジェクトpresentsプログラミングサマーキャンプ2025」開催(2025年7月11日)
- サーティファイ、新検定「JavaScriptプログラミング能力認定試験」をリリース(2025年7月11日)
- 金沢工業大学、高校教員対象に「第3回 DXハイスクール応援プログラム」8月開催(2025年7月11日)