2020年2月21日
未就学児童の保護者3人に2人がプログラミング教育の小学校必修化に不安 =ShoPro調べ=
小学館集英社プロダクション(ShoPro)は20日、未就学児童の保護者551人を対象に実施した「2020プログラミング教育の小学校必修化に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、まず、プログラミング教育の小学校必修化について聞いたところ、未就学児童の保護者の過半数(55.9%)が「聞いたことはあるが内容は知らない」、14.2%が「知らない/聞いたことがない」と回答。
「内容までよく知っている」と答えたのは29.9%と3割未満で、まだまだ充分な理解が得られていない状況だった。
また、プログラミング教育の小学校必修化に関して、41.7%が「不安である」、25.6%が「大変不安である」と答え、3人に2人以上となる67.3%が不安を感じていることも分かった。
「特に不安はない」と答えたのは27.6%、「分からない」が5.1%だった。
さらに、プログラミング教育必修化の狙いのひとつである「プログラミング的思考」については、プログラミング言語の習得などコンピュータを使用することが前提のような誤解も散見された。
一方、幼少期から「プログラミング的思考」を学ぶことには、44.6%が「良い」、21.8%が「とても良い」と答え、66.4%が肯定的だった。
多くの未就学児童の保護者は、プログラミング教育の小学校必修化にあたって、幼少期から「プログラミング的思考」を育むことを重視していることが分かった。
一方、「あまり良くない」は14.2%、「良くない」は3.3%、「分からない」は16.2%だった。
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)











