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2020年3月9日
NABLAS、東大前にAI教室・コミュニティ施設「iLect Studio」をオープン
AI総合研究所のNABLASは、AI⼈材育成事業「iLect(アイレクト)」の講座や各種研究会などを開催するためのAIコミュニティの拠点施設として、東京・文京区本郷の東京大学前に「iLect Studio(アイレクトスタジオ)」を6日にオープンした。
iLect Studioでは、AI教室「iLect Academy」を中心に、各種勉強会や、ミートアップ、プログラミングスクールなどを開催。受講者同士の懇談や休憩を目的とした多目的スペース「iLect Commons」も併設している。
「iLect Academy」では、DL4E(Deep Learning for Expert)や、DL4US(Deep Learning実践開発講座)、DS4Me(データサイエンティスト育成講座)、ビジネスパーソン向けAI教養講座DL4Biz(AI革命ビジネス講座)などを開催する。
このうち、DL4Bizは16日に開催予定。AIとは何か、何が出来て何が出来ないのか。実際にAIのプログラミングをして、どの様な仕組みになっているかを体感できる。
講義は、Webブラウザからアクセスできる計算環境iLectを使用し、ティーチングアシスタントがサポートする対面形式。1団体につき3〜10人で申し込める。
また、AIに関わる技術の勉強会や、AI人材が集まってミートアップなどを行うコミュニティ「SIGDLA(シグドラ)」は、データサイエンティストやディープラーニング、機械学習のリーサーチャーやエンジニアが集う場で、今後、様々なイベントを予定している。
iLectは、同社が運営するAI人材教育・人材開発サービスの名称で、その中で利用している科学計算環境システムの名称でもある。
東大松尾研究室や同社が開発したAI人材教育コンテンツと、その学習環境である高度な仮想化技術を利用した独自開発のGPU環境をWebブラウザ上から提供。機械学習やディープラーニングを学ぶことに特化した学習プログラムやプラットフォームを構築している。
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