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2020年3月23日
Web版「ロイロノート・スクール」オンライン発表会で公開
LoiLoは20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、発表会をオンラインに変更して開催し、ブラウザ上で動く授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」Web版の公開を発表した。
Web版ではOSを問わず、ブラウザ上でロイロノート・スクールが利用可能となる。これまでiOS版アプリで先行提供していたシンキングツールなどの機能がChromebook、macOS、Windows、Androidスマートフォンでも利用できる。細かい機能にまだ若干の制限があるが、4月から始まる新学期までには修正したいとしている。
今後はWeb版、iOS版の開発に注力し、iOS版との時間差なくWeb版でも新機能を提供可能にし、Webフィルタリング機能をChromebookでも利用できるようにするなどの新機能を追加する予定。
発表会には先行導入校4校の教諭が登壇し、アプリ版と比べてのWeb版の利点、事例を紹介した。登壇の様子も公開される予定なので、導入検討の人には参考になるだろう。
今回のWeb版では、OSのバージョンアップに伴うアプリのアップデート作業がなくなる点、複数デバイス環境下でもストレス授業が行える点が最も大きな利点。教材作成でも、PCとタブレット間で、一度ドライブに保存するという手間が減るなど、教師の業務効率化の手助けになりそうだ。
また、それぞれの学校の事例紹介では、G-SuiteやClassiなどのほかのプラットフォームと臨機応変に使い分けている点も共通していた。手書き機能や、他の生徒の考え方が閲覧できる機能など、ロイロノート・スクールの特徴を生かした使われ方をしていた。
今回の発表会は、実際にWeb版を使用しながらの発表会で、はじめての人には操作に戸惑う部分もあったようだが、そんな人たちのために、4月に初心者オンライン講習会も開催される予定だ。ロイロノート・スクールは最初の1年は無料ということなので、実際に使いながら検討するのも良いだろう。
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