2020年4月28日
立教大、全学生にオンライン授業対策として一律5万円の奨学金給付
立教大学は27日、30日からのオンライン授業の開始に向けて、学生の学修環境の整備を支援するために、全学生に一律5万円の奨学金を給付する総額10億円規模の緊急支援策を決定した。
新型コロナウイルスの影響で、同大では2020年度春学期の全期間、すべての開講科目をオンラインで実施することを決め、現在、オンライン授業の実施に向けて様々な対策を講じている。
一方で、オンライン授業では画面の大きさや機能に制限があるスマホよりも、カメラ、マイク・スピーカー(またはヘッドフォンなど)が搭載されたパソコンでの受講を推奨しており、学生側の学修環境を整え、安心して授業を受けられるための措置が必要だと判断。
そこで、約2万人のすべての学生に対して一律5万円の「学修環境整備奨学金」を給付することにした。必要な予算規模は総額で約10億円になるという。
このほか、同大には「緊急給与奨学金」や「学部給与奨学金」など、経済的援助が必要な学生を対象とした既存の奨学金もあり、これらの予算についても見直しを図り、拡大させる予定。
こうした経済支援以外にも、図書館やキャリアセンターなどではオンラインを活用した学生支援のサービスを提供していく。
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