2020年6月2日
京都芸術大学、オンライン修士課程「学際デザイン研究領域」の初年度倍率は4.4倍
京都芸術大学は1日、2020年度に大学院に開設したオンライン修士課程「学際デザイン研究領域」の初年度出願者数は242人で、合格者と入学者数は55人(倍率4.4倍)になったと発表した。
「学際デザイン研究領域」は、ネットだけで学べる修士課程で、100%オンライン学習による芸術修士課程の開設は全国の大学で初めて。
最短2年間で、MFA「Master of Fine Arts修士(芸術)」が取得できるカリキュラムで、あらゆる社会人に探究と創造の機会となる新しい学習環境を提供する。初年度も、全国から様々な世代、職業の人々からの出願があった。
100%オンライン学習で、インターネット環境があれば、いつでもどこでも学べる。オンラインならではの濃密な対話・指導、同大独自の学習用Webサイト「airU」に加え、クローズドなSNSなどを活用し、活発なやりとりを実現する。
「学際デザイン研究領域」は、社会の課題解決や価値創造のため、過去を再考し、現在~未来を創造する「学際的デザイン思考」を実践的に研究する。
カリキュラムを構成するのは、3つの科目群。同領域の軸となる「旧きを知る文化・伝統の探究力」と「現在~未来を構想するデザイン思考」の両面からアプローチする。
「学際デザイン研究領域」概要
出願期間:2021年2月(予定)
授業料:36万円/年(初年度は入学金10万円、入学選考料3万5000円が別途必要)
授与される学位:MFA「Master of Fine Arts 修士(芸術)」
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