2020年6月22日
「神山まるごと高専」、学校長候補にクリエイティブディレクターを選出
2023年4月1日に徳島で開校予定の「神山まるごと高専」の設立準備委員会は19日、同校「学校長」候補にクリエイティブディレクターで武蔵野美術大学教授の菱川勢一氏、「技術教育統括ディレクター」候補にjig.jp創業者の福野泰介氏を選出したと発表した。
2019年9月から公開した同高専学校長の募集には、500件をこえる応募があり、同設立準備委員会では、半年にわたり、書類選考と面接を実施。その結果、同校の掲げる教育ビジョンに最も適した人物として、両氏を選出した。
菱川氏は、1969年3月14日生れ。茨城県立水海道第1高校を卒業後、すぐに音楽業界に入り、その後単身渡米。帰国後に、仲間たちと起業し、世界最高峰の広告賞「カンヌライオンズ」で3冠を達成。
大学における教授経験や、教育番組の制作、ワークショップ開催など教育者としての知見も深く、また、2011年から神山町に自身の会社「DRAWING AND MANUAL」のサテライトオフィスを設置していることや、徳島国際映画祭のディレクターを務めるなど神山町、徳島県とも長く関わりがある。
また、福野氏は1978年11月8日生れで、国立福井高専電子情報工学科卒。技術教育統括ディレクターとして、エンジニアリング教育や技術教育を理論・実践の両面からバックアップする役割を担う。
「神山まるごと高専」概要
開校予定日:2023年4月1日
予定地:徳島県名西郡神山町内
修業年限:5年
就学スタイル:全寮制
初年度学生数:40人
教師予定数: 20人
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