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2020年7月2日

「すらら」、東京都多摩市の不登校児童生徒支援ICT教材に採択

すららネットは1日、同社の提供するAI×アダプティブラーニング「すらら」が、東京都多摩市が行う適応教室「ゆうかり教室」のICT教材として採択され、今月から活用されることを明らかにした。

同社では、「すらら」による学習機会の提供、不登校の悩みを持つ保護者に対し、子どもが自分のペースで自宅学習を進められる勉強法を提案する「すららコーチ」によるサポート、行動療法に基づき学習指導の困りごとを解消し、保護者と子どもの関わり方を支援する「勉強ペアレントトレーニング」の提供など、多方向から不登校児童生徒の学習支援に力を注いでいる。

一方、多摩市の「ゆうかり教室」では、学校に登校できない状態にある多摩市の公立の小中学校に在籍する児童生徒を対象に、本人の状態に即した学習指導や、他の生徒との交流などを意図した集団活動を通して、学校生活への復帰意欲の醸成や学校以外の居場所づくりなどの支援をしている。

今年度は試行として「ゆうかり教室」に通う中学3年生を対象に「すらら」を導入した。今回の不登校生徒のサポートは教員経験者である「ゆうかり教室」の職員が行うほか、同教室に通えない生徒の自宅での学習についてはスクールソーシャルワーカーの訪問も合わせて行うことで、保護者とも連携してサポートしていく。

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「すらら」の不登校児童生徒学習支援について

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