2020年7月15日
外国人留学生の6割がオンライン授業に不安 =アクセスネクステージ調べ=
アクセスネクステージは、日本の日本語教育機関や大学・専門学校などに通う外国人留学生を対象に、新型コロナウイルス影響下における学習環境および情報収集に関するアンケート調査を実施し、14日にその結果を公表した。
調査は6月2日~6月9日にインターネットを通じて行われ、1571名の回答を得た。それによると、大学・専門学校などに通う外国人留学生の60.0%が「オンラインの授業は不安」と回答。自由回答でも、授業進行でオンラインの特性を活かし切れていない面や、文章中心の資料、出席代わりに短期間に多数の課題提出を求められる点、他の学生とコミュニケーションが取れない点など、具体的な課題が多数寄せられた。
また、日本語教育機関に在籍する留学生の77.6%は「すぐにでもオープンキャンパスに参加したい」としており、志望校に関する情報や見学を渇望している状況が明らかとなった。
新型コロナウイルスなど、緊急の情報を得る時に一番信頼できる情報源としては、「日本のニュース番組」が25.4%、「日本のニュースウェブサイト」が19.4%と、日本のメディアに対する信頼が厚いことが分かった。
加えて、「住んでいる地域・市区町村のウェブサイト(日本語の文章)」が22.9%となるなど、自治体のサイトへも強い信頼が寄せられていることが明らかとなった。
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