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2020年7月30日
保育ICT、Hoisysに新機能「検食簿」「児童保育要録出力」「園日誌作成」を追加
保育業務支援システム「Hoisys(ホイシス)」を提供する保育ICTは27日、7月に保育士からの要望を受け、「Hoisys」へ園日誌、検食簿、児童保育要録出力機能を追加したと発表した。
園日誌は、「保育内容」「園児特記事項」「保育者連絡」「行事」など保育内容からイベントまで、園で実施される沢山の情報を記録。
園児の登降園情報など、他機能で管理している情報も含まれるため、引用可能な箇所は自動で反映され、園によって記入項目、内容が異なる箇所は誰でも簡単にカスタマイズして記載可能。また、捺印やサイン欄には「検印ボタン」がついており、承認作業もシステム化。
検食簿は、自治体によって行われる指導監査に必要な情報で、異物混入や異臭確認、加熱処理の適切性など食品衛生点検などを記録。
検食に必要な一般的な項目と、自治体や園ごとに異なる検食項目、検食回数、検食結果の表現方法など、カスタマイズ可能な項目も。加えて、記録方式も、園ごとの方式に沿って、テキスト(自由記述)・チェックボックス(複数選択)・ラジオボタン(1つ選択)から選択可能。また、食品写真の記録も必要なため、これまでは食品を撮影して印刷、貼り付けという手間も発生していたが、写真もタブレット撮影で簡単に保存可能。
児童保育要録は、年に1回卒園を控えた年長の園児に関する個人情報、性格、成長の過程に加え、園児や保育者に関する基本情報、園情報などを記録し、小学校へ送付する書類。
園児情報欄や保護者情報欄、保育所名などメインシステムに蓄積されている情報は自動で反映されるため、記入ミスの防止や、大幅に時間を削減。また、先生によって記入内容や文字量が大きく異なるため、汎用性が高いエクセルにも対応し、厚生労働省が定める形式で出力が可能。
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