2020年8月3日
大正大、「オンライン入試」の導入を決め「対面入試」と同時に実施
大正大学は7月31日、今年10月実施の総合型選抜(旧AO入試)と11月実施の学校推薦型選抜(旧推薦入試)で、オンライン入試を導入することを決定したと発表した。
ただ、通常通りの対面方式の入試を希望する受験生も多いことから、受験機会の均等化を図るため、対面とオンラインの入試方式を同時展開する。
対面方式とオンライン方式では募集人数、選考方式を分けており、受験生は出願時にいずれかを選択することができる。
10月24日の総合型選抜では、「対面」の場合は定員80人で、書類審査200点・学科コース別審査200点の400点満点。
「オンライン」は定員30人で、書類審査200点・学科コース別審査100点の300点満点。志望理由と入学後の学修内容についてプレゼンテーションをした後に、面接試験を受ける。
また、11月28日の学校推薦型選抜は、「対面」は定員90人で、小論文・基礎確認テスト・面接が各100点ずつで300点満点。「オンライン」は定員30人で、共通教育の授業の受講・基礎確認テスト・面接が各100点ずつで300点満点。
オンライン入試で使用する監督システムは、EduLabが旺文社と提携して展開を始めたサービス「Check Point Z」で、国内のテスト関連サービスとしては今回が初の取り組み。
「Check Point Z」は、試験実施中の受験者の様子やパソコンの操作ログなどをすべて記録し、AIと人によってそれらをチェックすることで、テスト受験者の受験中の様子を厳密に確認する。
AIによるチェックは、目線の動きを追うアイトラッキングをはじめとする、さまざまな技術の組み合わせで実現。人間では見落としてしまうような行動でも捉えられるが、最終的には人間の目でも受験者の挙動を確認して、厳密な本人確認や不正行為のチェックを行う。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)











