2020年8月27日
喜界島サンゴ礁科学研究所、「⽣き物の体を観察する」オンライン授業開催
喜界島サンゴ礁科学研究所は、⼩学5〜6年⽣・中学⽣・⾼校⽣を対象に、「次世代の研究者の卵たちへ、KIKAIカレッジを体験しよう~⽣き物の体に隠された⼩さな⼯夫~」と題したオンライン授業を、9月4日18:00~19:00に開催する。
このセミナーでは、様々な⽣き物の体を顕微鏡で観察。顕微鏡で撮影した写真を⾒ながら、⽣き物の体に隠された⼩さな⼯夫とその役割について考える。
さらに、⽣き物の特徴を真似して⼈間の⽣活に役⽴つ⼯業製品を開発する取り組みについても簡単に紹介する。講師は、東京⼤学⼤気海洋研究所特任研究員の⽥中健太郎博⼠。
同研究所の「KIKAIカレッジ」は、サンゴ礁という学びの場の特⾊を⽣かし、問題解決能⼒のある⼈材を育成。さらに、その中から次世代の傑出した研究者を⾒出したいと考えている。
サンゴ礁は、沿岸⽣態系を⽀える重要なフィールドで化学、⽣物、物理、地学、⼯学、⼈⽂学、⽔産学、環境学、政策学といった多様な分野の研究者が集まる。
今回のイベントは、世界でも希少な研究フィールドである喜界島に集まる、こうした⼀流の研究者と、次世代の科学者の卵をつなぐフィールド拠点型のオンライン教育。
⽣き物は、人間の⽬では⾒えない⼩さな特徴を持っており、その⼩さな特徴は⽣き物が⾃然界で⽣き抜くための重要な役割を持っていることがある。
今回のオンラインセミナーでは、そうした「⽣き物の体に隠された⼩さな⼯夫とその役割」について学ぶ。
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