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2020年9月1日

Webセミナー・面接の不安、6割以上が「会社の雰囲気が分からない」 =学情調べ=

学情は8月31日、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生626人を対象に実施した「Webセミナー・Web面接」「動画」に関するアンケート調査の結果をまとめ発表した。

それによると、Webセミナー・Web面接で不安なことを聞いたところ、「会社の雰囲気が分からない」が最多で64.2%だった。

以下、「自分に合う環境か見極めにくい」63.9%、「実際に働くところをイメージしにくい」58.3%と続いた。画面越しでは、直接のコミュニケーションよりも、会社の雰囲気や自身が働くイメージをつかみにくいと感じる学生が多いことが分かった。

「インターンシップや選考で動画を見たら志望度は上がるか?」との質問では、「上がる」22.9%、「どちらかといえば上がる」51.8%で、74.7%が「動画を見ること」で志望度が上がると回答。動画が志望度の醸成に効果的なことが分かる。

「文字や写真よりも、雰囲気が分かりやすい」、「職場や実際に働く社員の様子をみることで、自分が働くときのイメージをしたい」などの声が寄せられており、就職サイトの文字情報や、Webセミナーだけでは分からない「会社の雰囲気」をつかみたいという学生の意向が伺える。

動画で見たいものを尋ねたところ、「仕事内容の紹介」が最多で79.9%、次いで「社員の1日の流れ紹介」72.2%。自身が働く際のイメージをつかみたいという意向が伺える。

「採用担当だけでなく、先輩社員や、第3者の声なども聞けると、よりイメージしやすくなると思う」、「入社1~2年目の先輩のインタビューを見ることができたら、実際に入社したときのイメージがわきやすい」、「実際にどんな人と働くかイメージできるように、先輩社員の話を聞きたい」などの声が寄せられた。

会社に直接訪問したり、対面でのコミュニケーションが制限される分、動画から実際に働くイメージや、仕事内容への理解を深めたいと考える学生が多いようだ。

この調査は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生で、「あさがくナビ2022」(通年採用対応ジョブ型インターンシップサイト)にアクセスしたサイト来訪者を対象に、8月19日~27日にかけて、アンケートのポップアップを表示する形で実施。有効回答数は626人。

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調査結果の詳細

学情

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