2020年9月23日
中央大の学生が丹波山村の特産品ロスの解消にSNSを活用して販売促進
中央大学は18日、商学部の学生が、山梨県北都留郡丹波山村の特産品と温泉チケットのセット商品を企画・販売し、コロナ禍における特産品ロスの解消を目的に、SNSを活用して販売促進を行ったと明らかにした。
同学商学部の「ソーシャル・アントレプレナーシップ・チャレンジ」では、商学部生が奥多摩3村(檜原村・小菅村・丹波山村)の各村が抱える課題の解決に向けて、それぞれの地域資源を活かしたサービス・商品開発に挑戦している。
このたび、村の生活を“まるごと”体験できる企画・コンテンツの提供を目指しているグループ「まるごと」の学生4名が、コロナ禍における特産品ロスの解消と、新型コロナウイルスが落ち着いたころに来村するきっかけを作ることを目的に、村の特産品であるジビエや伝統野菜を使ったピクルス、原木舞茸などの商品に、村内にある温泉の入浴チケットをつけたコラボセットを企画し、5月末からオンラインショップで販売した。
TwitterとInstagramを活用し、あまり馴染みのないジビエを多くの人に楽しんでもらうべく、商品を使った簡単な料理を考案して、そのレシピをSNSで紹介するなどの工夫で、用意していた50セットを約2カ月で売り切ることに成功したという。
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