2020年10月1日
神戸大×スマートエデュケーション、オンライン保育で共同研究を開始
スマートエデュケーションと神戸大学大学院人間発達環境学研究科の北野幸子准教授らの研究グループ、および神戸大学附属幼稚園は、オンライン保育時代の「ICTとドキュメンテーションを活用した家庭との連携ツール」の開発を目的とした共同研究を9月から開始した。
動画や写真などを含む「ドキュメンテーション」を家庭と共有し、遊びの中の育ちや学びを可視化して、子どもの個性の伸長を図る個別最適化教育の浸透を目指す。また、乳幼児期にこそ育みたい社会情動的スキルの育ちへの理解を広げ、子どもたちの協働的な学びの深まりを目指す。
共同研究の期間は今年9月1日から2022年3月31日までの1年6カ月。保育園・幼稚園・こども園向けの動画配信サービス「おうちえん」を活用し、従来は紙を使って写真とコメントで行っていたドキュメンテーションのICT化にとどまらず、動画を取り入れたり、教育的意図や工夫を明示したり、家庭での育ちや学びの継続性を提案したりといった「新しい家庭との連携ツール」を開発することで、より教育的で効果的な、また、保育者の負担を軽減する、ICTを利用した保育環境を整えることを目指していく。
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