2020年10月15日
理経、「VR地震体験システム」を練馬区が採用
理経は、地震体験車(起震車)にVR映像を連動させた「VR地震体験システム」を開発し、東京都練馬区で採用されたと発表した。
家具の転倒や物の落下などによる負傷被害をリアルに体験するため、起震車の揺れのなかでVR映像を連携させる方法がある。しかし起震車の動きとVR映像のタイミングを合わせることが困難といった実運用面での課題があったという。
同社は、この課題を解決するべく、起震車の体験開始ボタンに連動してVR映像を再生し、振動とVR映像のずれを解消する仕組み、さらに複数のVRゴーグルを同時に制御できる「VR地震体験システム」を開発。これにより、多くの人が容易に、よりリアルな体験で防災意識の向上を図ることが可能となり、練馬区で採用に至った。
同システムの特徴は、①起震車の操作ボタンで制御、②子供から大人まで複数人の同時体験、③起震車の揺れとVR映像の融合。
今後は地震に限らず、理経がこれまでに開発した火災や水害のコンテンツを起震車でも体験可能にするなど、ラインアップを増やしていく予定だという。
関連URL
最新ニュース
- オーディーエス、2024年度の鳥取県GIGAスクール運営支援センター業務を受託(2024年4月19日)
- AmbiRise、電子請求サービス「Haratte」の導入で釧路市の学校・教委の支払業務が85%削減(2024年4月19日)
- 子育て環境、8割の保護者が「地域間格差がある」と回答、特に「子育て施設・設備」で実感 =トラストバンク調べ=(2024年4月19日)
- 小中学生の60%が「新学期に学校に行きたくないと感じたことがある」=ニフティ調べ=(2024年4月19日)
- 保護者の6割以上が子どもの自主学習をサポートしている=明光義塾調べ=(2024年4月19日)
- 国公立大学現役合格者の勉強時間、高3で休日6時間以上が48.6% =じゅけラボ予備校調べ=(2024年4月19日)
- 東京理科大、「デジタル人材」を育成する学部・学科を2026年4月に新設(2024年4月19日)
- 東京経済大学、高校生向けのオンライン講義「東経大ライブ」26日から全10回配信(2024年4月19日)
- 東京大学とNTT東日本、地域循環型社会の実現に向け産学協創協定を締結(2024年4月19日)
- 国立高等専門学校機構、「第3回 高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON2024)」開催(2024年4月19日)