- トップ
- 企業・教材・サービス
- エンカツ、保育士など向け「オンライン・ストレス耐性強化トレーニング」をスタート
2020年10月20日
エンカツ、保育士など向け「オンライン・ストレス耐性強化トレーニング」をスタート
エンカツ社は19日、心理学博士の掛札 逸美氏(保育の安全研究・教育センター)と共同で、未就学児施設の園長、主任を対象にした「オンライン・ストレス耐性強化トレーニング」を2021年1月中旬から本格的に開始すると発表した。
同トレーニングは、事故や不祥事などトラブルに遭遇したとき、事態を冷静にとらえ、解決に向けて前向きに行動できるよう、ストレスに耐える精神的な強さを養い鍛える訓練。オンラインで実施するので、受講者の居住地域に制限はなく通信環境が整備できれば全国どこでも受講できる。コースは少人数制で定員は6名、週1回90分の全7回コースで、前半45分が問題解決のための思考法と対話技術についての講義、後半45分は実技という内容。実技では各種の想定トラブルに対し、受講者一人ひとりが講師との対話を通じて、物事を客観的にとらえ解決に向かうプロセスを体験し、相手といかに向き合い交渉するのか具体的に学べる。受講料は一人6万円(税抜)。
同トレーニングが生まれた背景には、保育士など未就学児施設職員が置かれた過酷な労働環境がある。特に新型コロナウイルス感染症が流行してからは、感染リスクにさらされながら長時間働かざるを得ない上、社会不安がもたらす人間関係のトラブルにも苦しむ保育士が増加している。日々直面する問題の解決を図るために、まず状況を整理しそれぞれの事象を客観視すること、加えて職員個人の責任を明確にし、過度な精神的ストレスを抱え込まない思考法を身に着けることが必要になっている。
保護者や地域住民と対面するときには、感情に流されずに意見を述べたり複雑な情報を正確に伝えたりするための対話技術が求められるが、思考法や技術はほとんど知られていない。同社は、この状況を改善するために、同トレーニングを開始することにしたという。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)