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2020年11月9日

パナソニック、「Scratchトースター」使ったパイロット授業を新潟の中学で実施

パナソニックは、プログラミング家電を用いた新たなカリキュラムの構築に向けて、新潟県の光晴中学校で、10月2日~11月6日の期間に4回、パイロット授業を実施した。

Scratchトースター

同社は、プログラミングで制御可能なトースター機能を備えたプロトタイプ(「Scratchトースター」)を試作し、調理の試行錯誤に化学・生物の知識を結び付けるプログラミング教材と組み合わせた新たなカリキュラムを開発。

このカリキュラムを、実際の教育現場で検証するために、今回、新潟市立光晴中学の3年生の「総合」の授業時間内にパイロット授業を行った。

今回の授業では、参加の生徒が自分たちで決めた理想のクッキーを作ることを目指し、プログラミングで試行錯誤しながら、クッキーの生地づくりから「Scratchトースター」で焼き上げる一連の工程に挑戦。その過程で使う化学や生物の知識や調理プロセスを、プログラミングを通して学んだ。

「Scratchトースター」は、様々な家電操作に拡張する取り組みでの最初のプロトタイプ。従来のプログラミング教育では出来なかった、くらしの一部である「料理」を題材に、加熱や下処理など調理に結びつく化学や生物の知識に関連付いた、新たな創造的な学びが実現できる。

同社は、今回のパイロット授業を通して、創造的な学びのある住空間の創出を目指し、教育としての効果を実証しながら、くらしに根差したサービスの実現に取り組んでいく方針。

なお、パイロット授業で用いた「Scratchトースター」を実際に体験できるワークショップを、パナソニックコーポレートショウルームの「パナソニックセンター東京」で実施予定。

ワークショップの概要

開催日時:11月21日(土)、22日(日)、29日(日)、いずれも14:00~17:00
開催場所:パナソニックセンター東京ホール[東京都江東区有明3丁目5番1号]
対象:小学校4年~6年生
定員:各回とも親子6組12人
参加費:無料
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