2020年12月16日
子供専用PC所有率はコロナ前に比べ5%アップ39%が所有 = NECレノボ調査=
NECパーソナルコンピュータとレノボ・ジャパン(NECレノボ)は15日、全国の小中高校生の子供を持つ男女を対象に家庭における子供専用PCに対する意識と利用状況にする調査を実施し、その結果を公開した。
子供専用PCの所有率はコロナ前に比べ5%アップし39%が所有している。この要因として、文部科学省が実施した「小中学校で生徒児童にPC1人1台配備するGIGAスクール構想」、および小学校でのプログラミング学習の必須化などが考えられる。本調査でも2020年3月に行った同様の調査結果と比較しても、GIGAスクール構想の認知(25%→43%)、プログラミング学習意欲(18%→44%)とそれぞれ大きく向上している。
コロナ禍により親世代はテレワーク、子供は在宅学習となり、家庭内でPCが複数台必要となり個人向けPC市場の需要を押し上げた(4-6月は対前年40.7%アップ:IDC Japan)要因の一つと考えられる。同時に児童生徒1人にPC1台を配備するGIGAスクール構想が実施され、プログラミング学習も始まり授業での利用が進んでいることも背景にあり、コロナ終息後においても子供専用PCのニーズは継続すると考えられるという。
一方、小学生は自分専用PCが欲しいにも関わらず、所有率は20%台と高いとは言えない状況にある。コロナ禍で必要性を再認識され、さらに今後GIGAスクールなど学習ツールとしてPC利用が進むことから、今後小学生の保護者の間にも自分専用PCを進学祝いのギフト等で買い与える可能性が考えられる。
調査は、10月27日から11月1日の期間に、全国の小中高校生の子供を持つ男女を対象としてインターネットを使って行われた。
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