2020年12月17日
順天堂大×MELTIN、ロボット機器を使った脳卒中治療で共同研究契約を締結
順天堂大学は16日、MELTIN社(メルティンMMI)と、手指用ロボットニューロリハビリテーション装置の臨床効果検証を目的とした共同研究契約を締結したと発表した。
この共同研究は、上肢麻痺症状を呈する脳卒中慢性期患者を対象に、ロボット機器を使ったニューロリハビリテーションの臨床効果検証を目指すもの。
脳神経系組織の可塑性を応用して脳神経ネットワークの再構築を目指すニューロリハビリテーションは、脳卒中などの後遺症で運動機能障害を呈する患者の機能回復を目指す手法として注目されている。
なかでも、重度麻痺者の手指運動意図を正確に読み取り、運動補助ができるロボット機器の開発が切望されている。
今回の共同研究では、MELTINが開発中の上肢機能訓練用ロボット「XMM-HR2」を使い、脳卒中後片麻痺上肢に対するリハビリテーション治療の効果検証を目的とした特定臨床研究を実施しており、なるべく早期に患者の手指運動機能リハビリテーションの一助となることを目指している。
MELTINは、サイボーグ事業を行うベンチャー企業で、独自の生体信号処理アルゴリズムと生体から着想を得たロボットハンドの2つのコア技術を活かし、医療用機器およびアバター機器の社会実装を通して、人間の創造性を最大限に発揮できるサイボーグ技術の実現を目指している。
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