2020年12月22日
文教大、学生31チームの「プロジェクト演習合同成果発表会」の表彰結果公表
文教大学は21日、同大情報学部情報システム学科の学生31チームによる「プロジェクト演習合同成果発表会」の表彰結果を発表した。
「プロジェクト演習」は、同学科に所属する2~3年生全員が受講する課題解決型の授業で、情報システムを用いた社会の問題解決のためのテーマを学生自らが設定し、約1年間かけて計画的にプロジェクトを進行する。
各プロジェクトは5~6人編成のチームで実施され、今年度は2年生16チーム、3年生15チームの計31チームがデジタルコンテンツなどの成果物を発表した。
成果発表会は例年、同大湘南キャンパスで行っていたが、今年度は新型コロナの影響で、バーチャル会場での開催。
当日は、バーチャル会場内にチームごとのブースが設置され、来場者は興味のあるブースに入ってオンライン上でプレゼンを受けた。
発表会の最後には、学内参加者も含め、約370人(投票率約70%)による投票を行い、各賞を決定。学年ごとに審査し、最優秀賞2チームを決定した。
最優秀賞の1つは、3年生チーム総合部門の「介護職員に向けた業務管理システム開発プロジェクト」。介護施設で、徘徊対策及び業務記録管理の支援を行うプロジェクトで、WEBサイトと徘徊対策万歩計型デバイスの2つから構成されている。
もう1つは、2年生チーム総合部門の「3D再現された街を疑似体験“観光紹介アプリ”」。
3Dで再現された街を疑似的に体験できるアプリで、観光の計画を分かりやすく、緻密に立てるために実際の街並みを画面内に再現して一通り体験してもらうのが目的。
このほか、「3年生チーム総合部門賞」と「2年生チーム総合部門賞」で、それぞれ5プロジェクトを表彰した。
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