2021年2月10日
GIGAスクール構想に期待するのはICT活用能力の強化 =イー・ラーニング研究所調べ=
イー・ラーニング研究所は、子どもがいる親を対象に「2021年 GIGAスクール構想とマイナンバーカードによる学習管理に関する調査」を実施し、9日その結果を公表した。
調査は1月9日~1月28日に20代~50代の子どものいる男女252人を対象に行われた。それによると、約6割がGIGAスクール構想について知っていると回答。内容を理解している施策としては「1人1台の学習者用PC」「ICT教育の強化」などが挙がった。
GIGAスクール構想の実現に向けての課題は「教師や保護者などのITリテラシー・スキルの不足」が第1位に、GIGAスクール構想に期待することは「子どものICT活用能力の強化」が第1位になった。
また、8割以上がマイナンバーカードによる学習管理について知らないと回答。マイナンバーカードによる学習管理を利用したいと思う人は約3割にとどまった。認知が浸透していないために実態がわからず、前向きに利用したいという段階に至っていないと推察される。
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