2021年2月10日
学情、「2021年卒・就職活動振り返り」 87.1%が「Web面接」を経験
学情は8日、2021年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施し、「就職活動の振り返り」をテーマに調査し、その結果を発表した。
就職活動で、「Web面接」を経験した学生は87.1%。「Web面接」を経験したことがないの回答は、12.9%。大半の学生が、就職活動において「Web面接」を経験していることが明らかに。
Web面接の際に、企業からの情報提供・サポートで嬉しかったことは、「複数の日程から選択できた」が65.0%で最多。「複数の企業の選考を受けるので、日程を選択できるとありがたい」「日程の候補が複数あるほうがスケジューリングしやすい」などの声が挙がっており、リアル訪問の面接と同様、「面接日程を選択できること」は学生から喜ばれることが分かった。
次いで回答を集めたのは、「動画で企業理解を深める機会があった」31.4%、「オンラインで社員と面談する機会があった」30.9%。「動画や社員面談で、Web面接だけでは分からない企業の雰囲気を知ることができた」「動画で、複数の社員のインタビューを見ることで、働くイメージを持てた」などの声が寄せられている。「企業の雰囲気を知りたい」「働くイメージを持ちたい」というニーズの高さが伺える。
就職活動で好ましい面接スタイルは、「リアル訪問の面接」が28.9%、「どちらかと言えば、リアル訪問の面接」が25.8%で、「リアル訪問」が良いと回答した学生が54.7%に上った。「リアル訪問」が良いと回答した学生からは、「直接のほうが、企業の雰囲気も分かりやすい」「直接だと、言いたいことが伝えられているかを確認しながらコミュニケーションを取ることができる」「就職を決める大切な機会なので、直接熱意を伝えたい」「最寄り駅から企業まで歩くなど、実際に訪問すると、より実際に働くイメージを持ちやすい」などの声が寄せられているという。リアル訪問で、実際に働くことをイメージしたり、自身の熱意を伝えることを重視する学生が多い。
「Web面接」「どちらかと言えば、Web面接」の回答は25.8%、「どちらとも言えない」の回答は19.5%。学生からは、「Web面接は、交通費と移動時間がかからないので、地元の企業など、遠方の企業の選考にも参加しやすい」「コロナ禍では、Web面接がなければ就職活動はできなかったと思う。Webでもリアルでも対応できることが大切だと思う」などの声が挙がったという。
この調査は、「あさがくナビ2021」会員を対象に、1月22日~1月31日にかけてWeb上でのアンケートで実施。有効回答数は256人。
関連URL
最新ニュース
- 漢検協会とベネッセ、初コラボ 進研ゼミ会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字」(2024年12月13日)
- AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」が「高知家まなびばこ」とデータ連携開始(2024年12月13日)
- コドモン、広島県三原市の保育所等13施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年12月13日)
- 陸前高田市、返済不要の給付型奨学金事業の資金調達で1600万円の目標金額達成(2024年12月13日)
- ライフイズテック、中高生向け「ライフイズテック スプリングキャンプ2025」春休み開催(2024年12月13日)
- サイバー大学、「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」でブロンズ評価を獲得(2024年12月13日)
- プログラミングスクール受講生で最も多い年代は20代、平均年齢は33.8歳=「 CloudInt」調べ=(2024年12月13日)
- 不登校・行き渋りの子どもがいる親1000名へのアンケート調査 =サイボウズ ソーシャルデザインラボ調べ=(2024年12月13日)
- 大阪大学、デジタル学生証・教職員証の提供を2025年1月にスタート(2024年12月13日)
- 「デジタルハリウッドSTUDIO」STUDIO渋谷、AIクリエイティブデザイン講座を開講(2024年12月13日)