2021年3月9日
キッズシーズ、福島・南相馬市から全国の子どもたちに無料オンライン授業を28日開催
キッズシーズは、全国の子どもたちに向け、無料のオンライン授業「10年前の福島の被災と、今の全国のコロナ禍を考えよう」を3月28日に開催する。
授業では、テレビでなかなか伝えられない東日本大震災後の福島を知ってもらうと同時に、コロナ禍という一見すると別々の事柄の中に共通するものを、講師と全国の子どもたちがオンラインでつながって考えていく。
「あすびと福島」の全面協力のもと、同団体の2名が講師を務める。第1部の紺野さんは現役大学生。小学4年生だった震災当時の様子、その福島での被災経験が、コロナ禍での考えや行動にどうつなかっているかを語ってもらう。
第2部では同団体の半谷代表が、「震災・コロナ禍という2つの『非日常』から考える未来の自分」をテーマに対話する。なお、半谷氏は南相馬市生まれで、2010年まで東京電力の執行役員を務めていた。
今回の授業は、キッズシーズが運営する子ども向けプラットフォーム「キッズウィークエンド」上で開催する「全国縦断オンライン社会科見学・東北編」の企画として実施される。「東北の魅力を知ろう」「震災・原発事故を忘れない」の2つをテーマに、震災を知らない子どもたちにその時何が起こったのか、乗り越えてきた現状はどうなっているのか、とともに、アフターコロナに行きたくなる東北の魅力を伝えていきたいとしている。
3月28日(日)9:30~10:30にZoomを利用して実施する。対象は6歳から(小学校中学年推奨)。参加は無料。「キッズウィークエンド」に会員登録(無料)後に申込できる。
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