2021年3月18日
近畿大、2022年4月に15番目の新学部「情報学部」開設予定
近畿大学は16日、2022年4月、15番目の学部として東大阪キャンパスに「情報学部」の開設を予定していると発表した。同大学が新たな学部を開設するのは、2016年の国際学部以来6年ぶりとなる。
ITエンジニアの不足は、人材不足の中でもひときわ深刻な社会問題の一つとされている。近年特に、ビッグデータやIoT、人工知能、情報セキュリティなど、先端IT技術に携わる人材が求められており、官民一体となって実現化が進んでいるSociety 5.0においても、必要不可欠な存在である。経済産業省の発表によると、令和12年には国内の先端IT人材は約55万人の不足が予測される一方で、大学として供給できる人材は限られており、社会の要求に応えきれていない状況が続いている。
同大学では、社会のニーズに応えられる先端IT人材の育成に特化した新学部として「情報学部」の開設を予定。情報学部では、Society 5.0実現に向けたクリエイティブな情報技術者を育成するカリキュラムと、実社会と結びついた教育(産官学連携)で、先端IT人材を育成する。学部長には、「実社会と結び付いた教育」を実践するという観点から、家庭用ゲーム機「プレイステーション」を開発し、世界の家庭内エンタテインメントに革新を起こしたエンジニア、久夛良木 健氏が就任予定。
同学部では、社会のニーズに応える情報技術者としてふさわしい問題発見能力、制約の中で他者と協調しながら問題を解決する能力、情報分野における幅広い専門技術の知識とそれらを問題解決に応用できる能力、システム構想・設計力、プログラミング能力に加え、国際的に通用する英語コミュニケーション能力と技術者倫理を身につけた人材の育成を目標としたカリキュラムを想定。高度な専門教育を体系的かつ組織的に行い、学生が情報学に関する幅広い分野の中から系統的に学べるよう、「知能システム」、「サイバーセキュリティ」、「実世界コンピューティング」の3コースを設置する。それぞれのコースでは、サイバー空間に蓄積する大規模データの利活用や、そのセキュアな流通、また、Society 5.0の根幹となるサイバー空間と実世界との橋渡しに関する技術を学ぶ。
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