2021年3月23日
大阪成蹊大、「データサイエンス学部」など4学部を新設
大阪成蹊大学は19日、2022年から24年にかけて、4つの学部を新設し、阪急相川駅前に新キャンパスを開設する予定だと発表した。
2022年4月に「国際観光学部」(仮称)、学園創立90周年の2023年4月に、「看護学部」(仮称)、「データサイエンス学部」(仮称)の2学部、2024年4月には「社会学部」(仮称)を開設し、文・理・芸の融合する7学部の総合大学へ拡大。阪急京都線「相川駅」前に、8階建ての新校舎(総床面積約9500㎡)を建設する予定。
国際観光学部は定員80名。「地域観光振興」「観光ビジネス」「国際ビジネス」の履修モデルを用意し、企業、自治体、国際機関、海外大学等との連携によるプロジェクト型授業を展開。各業界のトップと、観光や国際社会の未来を考えるリレー講義を開講し、2度の留学にチャレンジできる「STEP留学」など、語学・グローバル教育プログラムを充実させる。
看護学部は、定員80名。医療看護の経験・業績を持つ教授陣による実践教育と、先端医療を提供する総合病院等での臨地実習により、現代医療の最前線で活躍できる実践力を育む。OSCE(Objective Structured Clinical Examination)を導入し、合格100%を実現する国家試験対策を行う。
データサイエンス学部は、定員80名。企業や自治体等との連携によるプロジェクト型のプログラムを展開。4ヵ年一貫の少人数ゼミ制で、演習・研究・プロジェクトをベースとした先端的なデータサイエンス教育を行う。
社会学部は、定員120名。現代社会で生じている様々な現象や変容を明らかにする現代社会学の学び、国や地域の政策や制度、地域の実情を明らかにする公共政策学の学び、組織や人の心のメカニズムを明らかにする心理学の学びを行う。
新キャンパスおよび学部の開設はいずれも構想中・申請予定のもので、変更の場合もあるという。
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