2021年3月31日
早稲田大学など54機関が参画するT-UNITEがJSTの社会還元加速プログラムに採択
早稲田大学は19日、同大学が主幹校となり、東京理科大学、東京農工大学、多摩美術大学、神奈川県立保健福祉大学、三菱電機が共同機関と、その他48の大学や企業等が外部協力機関となり54機関が参画するプラットフォーム『Tokyo United Network for Innovation with Technology and Entrepreneurs(T-UNITE)』が、科学技術振興機構(JST)による社会還元加速プログラム(SCORE)大学推進型(拠点都市環境整備型)に採択されたことを発表した。
T-UNITE プラットフォームでは、ウイズコロナ・アフターコロナにおいてデジタル・トランスフォーメーションにより進展するパラダイムチェンジを想定し、イノベーション推進に関し豊富なソーシャルキャピタルと資金量を擁する東京で、国内外の様々な分野の連携を活用。そうした結果、日本のグローバルスタートアップ育成の隘路を乗り越えて、社会課題解決と経済繁栄を両立した新しいビジネス・産業・社会システムの創出を牽引する多彩な人材を育成することで、世界に伍するスタートアップを持続的に生み出すことを目指す。
早稲田大学は、スタートアップ・エコシステム 東京コンソーシアムの理事機関であり、現時点において文部科学省次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)とJST SCORE(大学推進型)の両プログラムに採択されている唯一の機関。国内外の機関との協業の下での実践的な起業家育成プログラムや、ビジネス創出支援に長けた国内外の専門家の協力により研究シーズから社会的価値の創出を目指すPoCプログラムの運営の実績を踏まえつつ、学内資源をより結集した支援体制を構築し、東京コンソーシアムとの綿密な連携の下で、東京を拠点としたイノベーションエコシステムの構築に貢献していくという。
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