2021年4月9日
叡啓大、一般入試を全国10都道府県の「テストセンター」でCBT方式実施
EduLab(エデュラボ)は8日、4月に開校した「叡啓(えいけい)大学」の一般入試(教科・科目試験)を、旺文社とともに、EduLabグループの教育測定研究所(JIEM)が運営する「テストセンター」においてCBT形式で実施したと発表した。
同大の一般入試は、2月16日に東京、名古屋、大阪、岡山、広島、愛媛、福岡など10都道府県12会場のテストセンターで行われ、約50人の受験生がCBT形式で教科・科目試験を受験した。
EduLabグループは、同大の委託を受けて、テストセンターとCBT試験のシステムを提供。大学の一般入試を、CBT形式でテストセンターで実施するのは国公立大学では前例がない初の取り組みだったが、トラブルなく完了したという。
CBT(Computer Based Testing)は、コンピュータ上で実施する各種試験の形態で、試験に関わる一連の作業の自動化を実現する。
EduLabグループは、公平・公正な環境下でCBTテストを実施できるテストセンターを全国に設置し、昨年6月から運営を開始。同センターは、「英検CBT」をはじめ、各種資格・検定試験に提供。また旺文社と共同で、大学入試向けの利用機会も整えてきた。
同センターは、日本全国の主要都市に設置されており、受験者自身が会場を選択でき、居住地の差に関わらず公平な受験機会を提供できるほか、1席ずつパーテーションで区切られており安心して受験できる。
叡啓大は、広島県公立大学法人が設置し、4月に広島市内に開学した新しい公立大学。ソーシャルシステムデザイン学部、ソーシャルシステムデザイン学科の1学部1学科。
実践的な英語集中プログラムやSDGsを意識したリベラルアーツ科目、実社会のリアルな課題に挑む課題解決演習(PBL)、キャンパスのグローバル化など、様々な新しい取り組みに挑戦する大学。
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