- トップ
- 企業・教材・サービス
- EduLab、AIを活用し手書き文字認識率98.66%を実現
2016年7月11日
EduLab、AIを活用し手書き文字認識率98.66%を実現
EduLabは6日、ディープラーニングに基づく手書き文字(日本語)認識技術の開発プロジェクト2015年から進め、手書き文字(日本語)認識率において、2016年6月時点で業界トップレベルの認識率98.66%を実現したと発表した。EduLabグループではこの技術を、主に手書き答案採点等のテスト分野に応用していく予定。
入学試験・国や地方自治体の学力調査・各種検定試験等において記述式の解答方式が加速的に増えている。しかし、記述式の解答方式では、採点者の判断を要するため採点に時間がかかりすぎ、採点費用の増大がテスト実施主体の大きな負担となっている。このことは機械的に採点できる選択式の解答方式と比較して大きな課題になっているという。
EduLabグループは、これまで100万人規模の学力調査の採点業務を多数受託してきた実績があり、学力調査の採点を実施する中で、記述式解答をより標準化しより効率的な方法で採点を行うことを検討してきた。
2015年には、ディープラーニングに精通した専門会社と共に、EduLabグループが保有する豊富なフィールドデータを活用した日本語の手書き文字認識技術の開発プロジェクトを立ち上げ、記述式解答の採点効率化への試みの第一歩として手書き解答を自動でテキストデータ化する技術の開発に取り組んできた。
今回、第1段階の開発において手書き文字(日本語)認識率98.66%の実現で、1設問あたり最大83%の採点工数カット(同社算出比)を実現した。
今後EduLabグループは、手書き文字認識技術の精度向上のため、開発プロジェクトを更に進め、テキストデータ化された解答を自動採点する技術や、採点や採点プロセスの効率化・自動化を実現すべくAI(人工知能技術)に基づき今後も開発を進める予定だという。
関連URL
最新ニュース
- 漢検協会とベネッセ、初コラボ 進研ゼミ会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字」(2024年12月13日)
- AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」が「高知家まなびばこ」とデータ連携開始(2024年12月13日)
- コドモン、広島県三原市の保育所等13施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年12月13日)
- 陸前高田市、返済不要の給付型奨学金事業の資金調達で1600万円の目標金額達成(2024年12月13日)
- ライフイズテック、中高生向け「ライフイズテック スプリングキャンプ2025」春休み開催(2024年12月13日)
- サイバー大学、「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」でブロンズ評価を獲得(2024年12月13日)
- プログラミングスクール受講生で最も多い年代は20代、平均年齢は33.8歳=「 CloudInt」調べ=(2024年12月13日)
- 不登校・行き渋りの子どもがいる親1000名へのアンケート調査 =サイボウズ ソーシャルデザインラボ調べ=(2024年12月13日)
- 大阪大学、デジタル学生証・教職員証の提供を2025年1月にスタート(2024年12月13日)
- 「デジタルハリウッドSTUDIO」STUDIO渋谷、AIクリエイティブデザイン講座を開講(2024年12月13日)