- トップ
- 企業・教材・サービス
- ポプラ社、「子どもの学び事業」を新たに立ち上げ教育ICT分野に本格参入
2021年4月12日
ポプラ社、「子どもの学び事業」を新たに立ち上げ教育ICT分野に本格参入
ポプラ社は9日、学習現場の急速なデジタル化に対応するため、今年度新たに、子どもの学び事業「こどもっとラボ」を立ち上げ、教育ICT分野に本格参入すると発表した。
「こどもっとラボ」では、「あそびをもっと、まなびをもっと。」をコンセプトにしたコンテンツサービスおよび出版事業を展開していくが、それに先立ち9日に同ラボのブランドサイトを公開した。
同ラボ発の新サービスとして、小・中学校向け「GIGAスクール端末対応」の本と学びのコンテンツ「MottoSokka!(もっとそっか!)」を展開する。
「MottoSokka!」は、子ども一人ひとりが自分の関心に沿った「読書体験」や「探究体験」を通じて、好奇心からはじまる自発的な学びの循環を作り出す、同社の新サービスの総称。
その第1弾として、今年7月から、小・中学校向け電子書籍読み放題サービス「Yomokka!(よもっか!)」の自治体(教育委員会)・学校向けサービス提供を開始する。小学校は7月~、中学校は今秋~対応をスタート。
また、「Yomokka!」サービスの開始に先立ち、導入検討のための「デモID」の発行を4月に開始した。
「Yomokka!」は、いつでも・どこでも、思いのままに読書が楽しめる、冊数制限のない電子書籍読み放題のサブスクリプションサービス。
GIGAスクール端末を活用して、「朝の読書」の時間に好きな本を読んだり、休み時間や放課後、端末の持ち帰りができる自治体では自宅で続きを読んだりできる。
9月からは「朝日小学生新聞」で人気の「1面TOP」と「ニュースあれこれ」も読めるので、子どもたちが時事問題に関心をもつきっかけにもなる。
「Yomokka!」は、2021年度は利用料無料ですべてのサービスを提供する。2021年度は同社の作品だけを掲載し、4月時点では約300作品、2021年度中には約1000作品の掲載を予定。また、有料提供となる2022年度からは同社以外の作品も掲載していく。
「MottoSokka!」の第2弾は、「総合百科事典ポプラディア」発の調べ学習応援サービス「Sagasokka!(さがそっか!)」で、2022年4月の提供開始に向けて現在、準備中。内容は、ICT教育・調べ学習などに熱心な自治体で採用され、15年以上のサービス提供実績がある同社のインターネット百科事典「ポプラディアネット」の後継サービス。
また同社では、出版事業でも「総合百科事典ポプラディア第3版」の今年11月発売に向けて、4月から予約受付を開始。人気作家・ヨシタケシンスケ氏デザインの「ひゃっか王」をイメージキャラクターに決定し、メッセージイラストも初公開した。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)