2021年4月14日
立命館宇治中学、国際バカロレア(IB)ディプロマ・プログラムを目指す「IPコース」を開設
立命館宇治中学校は4月から、国際バカロレア(IB)コースへの進学を目指す「IPコース」を開設した。
国際バカロレア(IB)は、国際的に通用する大学入学資格(IB資格)を与える。立命館宇治高等学校は、2009年、IBディプロマ・プログラム校(16歳~19歳が対象で、所定のカリキュラムを履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると、「IB資格」が取得可能なプログラム)の認定を受け、IBコース修了生は、アマースト大学、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、トロント大学、シンガポール国立大学などの海外大学に進学している。
新たにスタートするIPコースでは、高校のIBコースで教える教員が、日本の教育課程とIBの教育課程につながる科目(英語、数学、理科、社会)を英語で教える。早くからIBコースの学びに触れることにより、独立心、知的好奇心、国際理解を育み、キャリアを意識しながら積極的に学習を進めることが期待される。
立命館宇治中学校 IPコース 概要
教育内容:(予定)
<英語>
・英語の文章を批判的に読み、書く力、分析や討論の力、論地を構築する力など、IBコースに必要な技能を養う。
<数学>
・問題解決能力、テクノロジー活用力、論理的思考力、数学的コミュニケーション能力を身につけることを目指す。
<理科>
・科学的探究と手法を通して、論理的、創造的、分析的、抽象的思考力を構築する。
・また、少人数のクラスで、多くの実験を通して科学的問題解決を探求する。
<社会>
・日本や世界の現代社会、歴史、地理について幅広く学ぶ。
・この学習を通じて、IBコースに必要な読解力、批判的思考力、リサーチ力を身に着けることを目指す。
・上記に加え、セルフマネジメント、クリティカルシンキング、リサーチスキル、コミュニケーションスキル、ソーシャルスキルなど、IBコースでの学びに必要となるスキルについて、早期に理解を深めていく。
・また、知識の本質とその起源について考えることを促すTOK(Theory of Knowledge、知の理論)など、IBディプロマ・プログラムにおけるコア科目にも触れる。
入学者数:4月入学者 23人・9月編入学者 2人
初年度コース費:118万7100円(授業料を含む)
関連URL
最新ニュース
- 漢検協会とベネッセ、初コラボ 進研ゼミ会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字」(2024年12月13日)
- AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」が「高知家まなびばこ」とデータ連携開始(2024年12月13日)
- コドモン、広島県三原市の保育所等13施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年12月13日)
- 陸前高田市、返済不要の給付型奨学金事業の資金調達で1600万円の目標金額達成(2024年12月13日)
- ライフイズテック、中高生向け「ライフイズテック スプリングキャンプ2025」春休み開催(2024年12月13日)
- サイバー大学、「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」でブロンズ評価を獲得(2024年12月13日)
- プログラミングスクール受講生で最も多い年代は20代、平均年齢は33.8歳=「 CloudInt」調べ=(2024年12月13日)
- 不登校・行き渋りの子どもがいる親1000名へのアンケート調査 =サイボウズ ソーシャルデザインラボ調べ=(2024年12月13日)
- 大阪大学、デジタル学生証・教職員証の提供を2025年1月にスタート(2024年12月13日)
- 「デジタルハリウッドSTUDIO」STUDIO渋谷、AIクリエイティブデザイン講座を開講(2024年12月13日)