2021年5月13日
22年卒学生、内々定獲得に「自信がある」のは13.2%で、61.6%が「自信がない」と回答=学情調べ=
学情は12日、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生567人を対象に実施した、「内々定獲得の自信と就職活動状況に関するインターネットアンケート」の結果をまとめ発表した。
それによると、内々定獲得について、調査時点(2021年4月下旬)で内々定を獲得していない学生の61.6%が、「自信がない」「どちらかと言えば、自信がない」と回答。6割以上の学生が、内々定獲得に自信を持てていないことが分かった。
「自信がある」「どちらかと言えば、自信がある」と回答した学生は13.2%に留まった。
「自信がない」とした学生からは、「Web面接では、面接官の反応が分かりにくく、なぜ通過できたか、なぜ通過できなかったかの分析をしにくい。面接の振り返りができないので、面接に自信が持てない」「リアルの面接は緊張してしまい、上手く話せない」などの声が挙がった。
また、就活の準備や情報収集を開始した時期について、「広報解禁(3年生の3月)よりも前」に開始していたと回答した学生が78.2%に上った。
16.4%は、「1・2年生」のときから就活準備をしていたと回答しており、一定数の学生は、3年生になる前から就活準備に取り組んでいた。広報解禁以降に開始(「3年生の3月から」「4年生になってから」)と回答した学生は21.8%だった。
「1・2年生」や「3年生夏まで」に就活準備を開始したと回答した学生からは、「周囲と比較しても、就活の準備をしっかりできていると思う」「就活の軸は決まっているので、自信を持って自分をPRしたい」といった声が寄せられた。
就活で4月下旬時点で取り組んでいることについては、「説明会、Web説明会への参加」が58.7%で最多で、次いで「1次選考(面接、Web面接)への参加」47.8%。4月下旬時点では、「説明会、Web説明会」や「1次選考」に参加する学生が多いことが分かる。
インターンシップ期間の情報収集が活発になることで、3月から選考に参加していた学生も多くいる。
4月下旬に「説明会」や「1次選考」に参加する学生は、「1度最終選考などを経験し、再び企業探しをする学生」と「大学3年生の3月や、4年生になってから情報収集を開始し、説明会や1次選考の参加を進めている学生」の2つの層に分かれていると推察される。
この調査は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生で、新卒採用サイト「あさがくナビ2022」来訪者を対象に、4月19日~4月28日にかけて、Web上でのアンケートという形で実施。有効回答数は567人。
関連URL
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」に「メタモジドリル」を搭載(2025年12月12日)
- SDT、静岡県磐田市で生成AI活用した「子育て分野」チャットボットの実証実験開始(2025年12月12日)
- さつき、離島で遠隔授業 島根県教委員に電子黒板「ミライタッチ」を導入(2025年12月12日)
- ラインズ、神奈川県秦野市が全児童ホームで入退室管理システム「安心でんしょばと」導入(2025年12月12日)
- 1位は「高」、Z世代が選んだ「今年の漢字」&「2026年やりたいこと」ランキングを公開 =MERY調べ=(2025年12月12日)
- Z世代の漢字離れを検証、漢字の読みが難しい“難漢”大学ベスト10を発表 =嘉悦大学調べ=(2025年12月12日)
- 大学受験生への声掛け、53.5%の親が「ねぎらいや体調を気遣う言葉で」と回答 =塾選調べ=(2025年12月12日)
- 郁文館高校、中3生向け「都立自校作成型オープン入試」を2月14日に実施(2025年12月12日)
- バッファロー、札幌第一高校へのマルチギガネットワークの構築事例を公開(2025年12月12日)
- 富士フイルムシステムサービス、ICT活用に向け大阪教育大学と包括連携協定を締結(2025年12月12日)













