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2021年6月11日
SAT、無線通信士の資格対策講座開講に向けて講師を募集
建築・技術士、電験3種などの現場・技術系の資格取得に特化した講座やテキストを提供している SAT は7日、無線通信士の資格対策講座開講に向け新たな講師を募集すると発表した。
同社は、25人の講師(6月1日時点)と業務委託契約を結び、35の資格講座を開講している。近年誕生した5G の全国普及の動き、製造現場の IOT 化などが進む中で、今後より需要が高まると想定される無線通信士の資格対策講座を開講するにあたり、新たな講師を募集する。
これまで、現場・技術系の資格の勉強は書籍での独学と講習会の受講が一般的だった。しかし、新型コロナウイ ルスの影響により講習会が相次いで中止に。対面での講義、セミナーなどを生業としていた講師の仕事は激減している。
また2020年に厚生労働省が行った調査によると、本業とは別に仕事をする「副業」をしている人の数は全体の9.7%で約10人に1人に及ぶ。今後もコロナ禍で、副業・兼業を行う人の数はますます増えていくと予想される。
そのような中、同社では仕事が減ってしまった講師や副業・兼業を考えている人に向けて、新しいキャリアを考える一つの選択肢にと、教材・講義映像の作成をともに行う講師を募集する。5Gの全国普及の動きや製造現場のIOT化が進む中、今後より需要が高まると想定される、総合通信士、陸上・海上・航空無線技術士などの資格を所有する人を特に募集。併せて同社が進める外国人労働者支援のため学習システムの多言語化のために外国語に精通している人も積極的に受け入れている。
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