2021年6月14日
大阪電気通信大学、同学高校メディア情報コース対象の高大連携授業を実施
大阪電気通信大学は10日、大阪電気通信大学高等学校メディア情報コース対象の高大連携授業を実施すると発表した。高校3年間と大学4年間の合わせて7年間の学びを体現する。
現在、同大学総合情報学部ゲーム&メディア学科教員が、同学高等学校普通科メディア情報コースの2年生を対象に高大連携授業を実施。昨年に設置された同コースには、2年生38人が在籍。同大学(主にゲーム&メディア学科)への進学も視野に画像処理やCG、sound、Webなどのメディアに関する基礎知識・技能を学習している。
第3回目の授業では、総合情報学部ゲーム&メディア学科のナガタタケシ准教授が講師となり、普通科情報処理教室でAR(Augmented Reality=拡張現実)の定義や未来像などについて解説。その後、生徒たちはパソコンやタブレットを使って空間に3Dを出現させるワールドオブジェクトを作成し、校内の風景写真と合成して作品を完成させた。
授業では大学院生もサポート役として参加。生徒一人ひとりのデスクを回り、きめ細やかなアドバイスやフォローをした。受講した生徒は「普段高校で受けている授業よりかなりハイレベルですが、大学での学びのイメージをつかむことができ、良い経験でした。将来は映像か建築関係の道に進みたいです」と目を輝かせていました。
ナガタ准教授は「将来は5Gや6Gなど高速通信回線が発達し、インフラがさらに整備されていくでしょう。彼ら高校生がコンテンツを作成し、仕組みを学び、未来のコンテンツ産業に乗り遅れないよう取り組んでもらいたいです」と話す。同大学では、今後も映像やサウンドなどについて大学教員による高大連携授業を予定している。
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